2013年4月28日日曜日

春の俳句を書く  春灯



春の夜をともす燈火のこと。春の灯ともいう。
春の華やかさとともに艶めいた感じがある。

春の灯や女は持たぬのどぼとけ 日野草城 

2013年4月27日土曜日

春の俳句を書く  春の川



春雨や雪解け水を湛えて流れる川である。
川辺では蕗の薹や猫柳が芽を吹き、川に棲む生きものは活発に動き出す。

一桶の藍流しけり春の川正岡子規

2013年4月23日火曜日

2013年4月22日月曜日

2013年4月19日金曜日

春の俳句を書く 花吹雪



桜の花が盛りを過ぎて散ること。花吹雪、桜吹雪といえば、吹雪のように花びらがいっせ
いに舞い散ること。散り果てたあとも、花の塵、花屑といって愛でる。

いくつもの無人の駅や花吹雪仲居いみ子

2013年4月18日木曜日

春の俳句を書く 鶯笛



鶯の声を出す青竹で作った笛。
もともとは、
子飼いの鶯に鳴声を覚えさせるために、作られたものという。
中に水を入れて使うものもある。 

ポケットの鶯笛に手の触れぬ  佐藤和枝

2013年4月17日水曜日

春の俳句を書く  鶯



鶯は、春を告げる鳥。
古くからその声を愛で、夏の時鳥、秋の雁同様その初音がもてはやされた。
梅の花の蜜を吸いにくるので、むかしから「梅に鶯」といわれ、
梅につきものの鳥とされてきた。
最初はおぼつかない鳴き声も、春が長けるにしたがって美しくなり、
鶯となるころには、けたたましいほどの鳴き声になる。
更に老鶯となりしっとりとした鳴き声を聞かせてくれる。

鴬や洞然として昼霞高濱虚子

2013年4月16日火曜日

春の俳句を書く 遠足



春のあたたかな一日、幼稚園、小学校などの課外行事として郊外
などで遊ぶこと。リュックを背負い水筒をぶら下げて歩く子ども
たちの様子は今も昔も変わらない。四月頃が好適である。


遠足の列大仏へ大仏へ藤田湘子

2013年4月15日月曜日

春の俳句を書く 引鴨



日本で冬を越した鴨が北方へ帰ること。
鴨は、秋にシベリアなどの寒地から日本に渡って
きてそのまま越冬し、春また北方へ帰る。
日本にとどまるものもある。

 


2013年4月14日日曜日

春の俳句を書く 木瓜の花



中国原産バラ科の落葉低木。開花期は十一月から四月にかけて。
十一月頃咲くものは寒木瓜と呼ばれる。瓜のような実がなること
から木瓜と呼ばれる。枝には棘があり、春、葉に先立って五弁の
花を咲かせる。

木瓜咲くや漱石拙を守るべく夏目漱石

2013年4月13日土曜日


涅槃西風

涅槃会「陰暦二月十五日」はお釈迦様の入滅の日にあたり、この
頃に吹く風の事をいう。美しい響きからも西方浄土が想象される
季語である。時期的には春の彼岸前後にあたり、一般的に浄土か
らの迎え風などとも言われる。