2012年5月12日土曜日

臨書 黄庭堅「李太白憶舊遊詩巻」


  銀鞍金絡倒平地   
  漢東太守來相迎   
  紫陽之真人邀我吹玉笙 
  餐霞樓上動仙樂   
  嘈然宛似鸞鳳鳴   
  袖長管催欲輕舉   
  漢中太守醉起舞    
  手持錦袍覆我身   
  我醉橫眠枕其股   
  當筵意氣淩九霄   
  星離雨散不終朝   
  分飛楚關山水遙   


銀鞍金絡 平地に倒れ
漢東の太守來りて相ひ迎ふ
紫陽の真人我を邀へて玉笙を吹き
餐霞樓上 仙樂を動かす
嘈然として宛かも鸞鳳の鳴くに似たり
袖は長く管は催して輕舉せんと欲す
漢中の太守醉って起ちて舞ひ 
手に錦袍を持して我身を覆ふ

我醉ひて橫眠し其の股に枕す
筵に當って意氣は九霄を淩ぐ
星のごとく離れ雨のごとく散じて朝を終へず
楚關に分飛して山水遙かなり



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